ブルゴーニュ

ブルゴーニュワインの特徴とは

   

フランス東部の内陸に位置するワイン産地。フランスが誇る世界的に有名な大銘醸地で、南西部のボルドー地方と並び称される。ブルゴーニュワインは力強さの中に繊細さがあるワインの王と例えられている。
地方名としても知られるが、赤、白、ロゼワインの地域AOCでもある。

Bourgogne Red Wine

ブルゴーニュ地方のワイン構成比は、白が59.5%、赤が約33.8%、クレマン(発泡性ワイン)6.7%である。ブドウ耕作面積は27,000ヘクタールで、その中に100のAOC産地を有し、その内訳は33のグラン・クリュAOC、44の村名AOC、23の地域名AOCである。ブルゴーニュワインの特徴は、単品種でワインが造られることにある。赤はピノ・ノワール種が主流(栽培量36%)、南部ではガメ種(11%)、白はシャルドネ種(46%)が主流、一部でアリゴテ種(6%)が使用される。

Cr?mant de Bourgogne

大きく分けて6地域に分類される。最北に位置するのはシャブリ地区で、辛口白ワインの代表的産地である。ディジョン市の南部コート・ドール(黄金の丘)と呼ばれる地域は、コート・ド・ニュイ地区、コート・ド・ボーヌ地区に分けられ、いずれも最高級ワイン生産地である。その南はコート・シャロネーズ地区、マコネー地区、ボージョレー地区がある。

Horse ploughing in the Bonnes Mares

基本的な土壌は、1億5千万年前に粘土・泥灰土・石灰岩の沈積によってできた土壌と、さらに古い2億5千年前に遡る花崗岩・溶岩・片麻岩などによって構成された下層土壌からなっている。ブルゴーニュ地方はフランス革命で小作人に農地が解放された後、ボルドーの様に再び買い集められることなく、むしろ相続によって畑の単位がさらに小さくなっていった。
ワイン作りはブドウ農家が行う事が多く、ボルドーのシャトーに対しブルゴーニュでは「ドメーヌ」という生産者の名前がラベルに記載されている。また地殻に働く力によって地層が押し曲げられる褶曲という現象によって出来た地層の上にあるため、わずかな場所の違いでもその土壌成分が大きく異なり、同じ村や同じ畑の中でも土壌が多様性に富んでいる。また、ブルゴーニュには「クリマ」と呼ばれる独特の区画管理が存在する。土壌の条件ごとに緻密に区画管理され、小さな区画がモザイク状に入り組んでいる。

bourgogne20

こうした多様性からブルゴーニュワインの格付けは畑の単位で行われる。4つの格付けカテゴリーが存在し、高名で歴史的畑はグラン・クリュと区分されラベルに畑名が大きく表示される。これはロマネ・コンティが有名。村の中で地質・地形・位置の良さで1級に格付けされると、村名と畑名、あるいは村名とプルミエ・クリュと表示される。これらに属さない良質なワインを造る村の畑は村名が表示される。それにも属さない広域のAOCは、地域全域に渡るものと、ボージョレーなど地区に限定されるものがある。

bourgogne24

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