バルバレスコ

バルバレスコワインの特徴とは

   

バルバレスコの気候・風土

バルバレスコ(Barbaresco)はイタリア北部、ピエモンテ州クーネオ県にある生産地の1つ。DOCG認定の地域だ。

ミラノからは南西へ150kmほどの場所にあり、アルプス山脈の麓に位置している。ピエモンテ州はイタリア語で「山の足」という意味を持ち、夏は暑く乾燥している。イタリアの中では比較的冬の寒さが厳しく、雪の多い地方だ。

ぶどう収穫の時期になると発生する霧「ネッビア」はこの地域特有のもので、この地域で盛んに栽培されるぶどう品種「ネッビオーロ」の由来となっている。

Barbaresco

バルバレスコのワインの特徴

バルバレスコワインには「バローロの弟分」「イタリアンワインの女王」などの呼び名がある。このことから、バルバレスコはバローロと人気を二分するワインであると分かっていただけるのではないだろうか。

バルバレスコで栽培されたネッビオーロからつくられるワインは、色が濃くタンニンが豊富。数年ほど熟成させることでさらに広がりを感じられ、余韻の長いワインとなる。

バルバレスコの生産規模は小さいが、その深くまろやかで気品のある味わいはイタリアワインファンを魅了し続けている。

1989 Ovello Riserva Produttori del Barbaresco

一押しのワイナリー/当たり年

バルバレスコ(Barbaresco)の生産者のうち、各方面にて高い評価を得ている作り手として、マルケージ・ディ・グレシー(Marchesi di Gresy)、ガヤ(Gaja)、プロデュットーリ(Produttori)、ソッティマーノ(Sottimano)、チェレット(Ceretto)、テッレデルバローロ(Terre Del Barolo)、カ・デル・バイオ(Ca Del Baio)、ラ・スピネッタ(La-Spinetta)、ジュゼッペ・コルテーゼ(Giuseppe Cortese)、ファットリア・サン・ジュリアーノ(Fattoria San Giuliano)、ミケーレ・キアルロ(Michele Chiarlo)などが挙げられる。

ピエモンテ州のワインは2008年、2007年、2006年、2005年、2001年、2000年、1999年、1998年、1997年、1996年の出来が良いと評価される。「イタリアワインの女王」との異名をとるバルバレスコは人気が高く、価格・値段も高めのものが多い。

エピソード

バルバレスコは19世紀末ごろまで、実はバローロとして販売されていた。

アルバ醸造農学校のドミツィオ・カヴァッツァ(Domizio Cavazza)博士が1894年にバルバレスコの生産者協同組合を設立し、それ以降、バルバレスコとして売り出されるようになる。

バルバレスコワインを語る上で、バルバレスコワインを一躍有名にした銘柄「ガヤ(GAJA)」の4代目当主、アンジェロ・ガヤの功績も大きい。モノトーンのラベルがスタイリッシュで印象的なガヤは「イタリアンワインの帝王」と呼ばれ、単一畑からつくられたワインはその徹底した品質へのこだわりで知られている。

ガヤは世界的に影響のあるイタリアンワインのガイドブック『ガンベロロッソ』の最高評価・トレビッキエリの獲得数で史上最多となっている。

Barolo barrel

バルバレスコの代表的なワイン

ガヤ D.O.C.G. バルバレスコ
バルバレスコ ヴィニェート スタルデリ
バルバレスコ リゼルヴァ ラバヤ

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