フリウリ・グラーヴェの気候・風土
フリウリ・グラーヴェは、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の中央にあるワイン生産地。
この地域は、アルプスより流入したドロミテによって土壌は石灰質となっている。非常に多くの石が含まれ、これがぶどうの栽培に好ましい影響を与えている。
日中はこれらの石が太陽光を反射し畑の気温を上昇させ、ぶどうの成熟が促される。また日が沈み涼しくなると、石が日中に蓄えた熱を放出することで、長時間にわたって高温状態が保たれる。
フリウリ・グラーヴェのワインの特徴
フリウリ・グラーヴェのワインは主に、赤ぶどうの品種ではフリウラーノ、カベルネソーヴィニヨン、白ぶどう品種ではソーヴィニヨン、シャルドネなどでつくられている。
リンゴやバナナ、桃といった、みずみずしい果実の香りが強く感じられる。味わいもとてもジューシー。上質でありながら、価格帯も手ごろなものが多く気軽に楽しめるワインである。
エピソード
フリウリ・グラーヴェのワイン生産者は、伝統的な栽培方法を大切にしながらも、よりよいぶどうの栽培方法を模索し続けている。
近年では先端のテクノロジーをうまく導入し、特徴のあるワインを生み出すことに成功している。品質向上を第一に考え、作付や剪定には徹底的にこだわり、クオリティの高いぶどうを作ることに成功している。
こういった生産者の努力により、誰でも気軽に高品質で個性的なフリウリ・グラーヴェのワインを飲むことが可能になった。
フリウリ・グラーヴェの代表的なワイン
フリウリ グラーヴェ／ピノ・グリージョ
フリウリ・グラーヴェ／メルロ
フリウリ グラーヴェ／ソーヴィニョン
フリウリ・グラーヴェ／カベルネ・ソーヴィニョン
フリウリ・グラーヴェ／カベルネ・ソーヴィニョン
フリウリ グラーヴェ／シャルドネ
