ワイン用語集

アニャダ

アニャダの意味/解説

アニャダ(Añada)とは、単一収穫年のぶどうからつくられたシェリー。

シェリーは、スペイン南部のアンダルシア州カディス県に位置するヘレス市とその周辺でつくられているフォーティファイドワイン。世界3大フォーティファイドワインの1つ。

通常、シェリーは、古いワインと新しいワインをブレンドしながら熟成させていくソレラシステムでつくられているため、ヴィンテージ(ぶどう収穫年)が混ざったワインになる。しかし、単一収穫年のワインでつくられるシェリーもあり、それをアニャダと呼ぶ。

ソレラシステムでは、瓶詰めを1番古い樽から行う。その際、1つの樽につき3分の2程度ワインを残す。減った分(3分の1)を2番目に古い樽から補い、またその2番目に古い樽には3番目に古い樽のワインを補うというように、樽から樽へ、ヴァンテージの異なるワインをブレンドしていく。

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