アルパイン・バレーズ

アルパイン・バレーズワインの特徴とは

   

アルパイン・バレーズの気候・風土

アルパイン・バレーズはヴィクトリア州北東に位置するオーストラリアのワイン産地だ。景観の良いワイン産地として、またスキーリゾートとしても有名であり、夏冬問わず観光客を集めている。

ロワールにはさまざまな特徴がある。まず、谷を形成する雪に覆われた山々は涼風を生み出す。次に、起伏のある地形がさまざまな日照時間や降雨量などの気候条件を生み出し、ぶどうの味に複雑さを与える。

また、地域内の複数の川が堆積物を運び、肥沃な土を生み出している。

アルパイン・バレーズのワインの特徴

ヴィクトリア州の中で比較的冷涼なこの地では、その気候に合わせシャルドネソーヴィニヨン・ブランピノ・ノワールなどが多く栽培されている。

また、地域内の温暖な場所では、隣接する地域と同様にカベルネ・ソーヴィニヨンシラーズ、メルローなどを使用した力強い赤ワインも生産される。

同時にサンジョヴェーゼやネッビオーロなどイタリア品種の栽培も実験的に試されている。

Ringer reef 2004 merlot

エピソード

この地域は、19世紀末にはゴールドラッシュにより人口が集中し、そのころにドイツ人がワインの醸造を開始した。

ワインづくりは急速に広まったが、1880年代のフィロキセラ蔓延により継続が困難になった。その後100年もの間、ワインはつくられていなかったという歴史がある。

現在では、品質の良いワインの産地として国内外に知られるようになった。

Grapevines at Ringer Reef vineyard and winery IMG_9979

アルパイン・バレーズの代表的なワイン

UMAMI サンジョヴェーゼ/エディ・マクデューガル
ヒデン・ストーリー」シラーズ/ギャプステッド
デヴィルス・クリーク メルロー/ミケリーニ
ソーヴィニヨン・ブラン/マウント・バッフ

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