空知地区

空知地区ワインの特徴とは

   

醸造用ぶどうの収穫量で日本一を誇る北海道。中でも空知地区には9カ所の個性豊かなワイナリーやヴィンヤードが存在しており、「醸造用ブドウと空知産ワインの振興」による地域の活性化を目指し、様々な取組を実施している。

447ヘクタールという広大な敷地をもつ鶴沼ワイナリーや、小量ながら質の高いワイン造りで知られる山崎ワイナリー、醸造家として国内外で数多くの実績をもつブルース・ガットラヴ氏の入植など、新たなワインの産地として大変注目を集めているエリアである。
また、石炭採掘跡地にあるヴィンヤード、リタイア後に始めたワイナリー、今まさにチャレンジしようとする新たな生産者など、多種多様なワインが空知から生まれている。

空知地区のワイナリーおよびヴィンヤードは次の通りである。

浦臼町の鶴沼ワイナリーは、小樽に本社がある北海道ワイナリーの自社農場で日本で、最も広大な447haの敷地面積を誇る。

歌志内市には、歌志内太陽ファームがあり、ここはかつて「黒いダイヤ」と呼ばれた石炭の露頭掘りがされていた石炭採掘跡地である。

三笠市には、除草剤や化学合成肥料を使わないKONDOヴィンヤードのタブ・コブ農場や山崎ワイナリーなどがあり、山崎ワイナリーでは少量ながら高品質のワインが造られている。TAKIZAWAヴィンヤードでは2013年にワイナリーが完成し、スティルワインスパークリングワイン、シードルが造られている。

岩見沢市には、手間暇のかかる雪国でのワイン造りを、テロワールの溶け込んだ手工芸ワインとして打ち出すオリジナルブランドのRICCAを造る宝水ワイナリー、ナカザワヴィンヤード、KONDOヴィンヤードのモセウシ農場がある。10Rワイナリー(トアールワイナリー)はナパ・バレーなど世界各地で実績のある醸造者ブルース・ガットラヴ氏のワイナリーでKONDOヴィンヤード産のブドウは全てここで使われている。

長沼町のマオイワイナリーでは山葡萄とカベルネ・ソーヴィニヨンの交配種、ヤマソーヴィニヨンをおもに使用している。

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