ワイン用語集

レイト・ボトルド・ヴィンテージ・ポート

レイト・ボトルド・ヴィンテージ・ポートの意味/解説

ポルトガルでつくられるポートワインの区分の中には、「ルビー・ポート」というタイプがある。レイト・ボトルド・ヴィンテージ・ポート(L.B.V:Late Bottled Vintage Port)とは、ルビー・ポートの中でもスペシャルタイプのワインのこと。一般的に、LBVと略される。

ヴィンテージ・ポートの場合、ぶどうの収穫より2年間の7月1日から6月30日の間に瓶詰め作業が行われる。一方、レイト・ボトルド・ヴィンテージ・ポートの場合、4~6年の樽熟成を経てから瓶詰め作業が行われることになる。

ヴィンテージ・ポートと比べ、瓶詰めのタイミングが遅くなるものの、素に触れることができる樽内で過ごす時間が長くなるため、熟成が比較的早く進行し、瓶詰めをしてから飲み頃となるまでの期間が短くて済むメリットがある。

ヴィンテージ・ポートと比べ、瓶内熟成の期間が短いことで保管コストが削減できるため、比較的安価に入手できる。

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