コート・デュ・ローヌ, プロヴァンス, ワイナリー

ガブリエル・メッフル

   

特徴・ポイント

ガブリエル・メッフル(Gabriel Meffre)は、近年注目を集める銘醸地「シャトーヌフ・デュ・パプ」をはじめ、南部コート・デュ・ローヌ地方とプロヴァンス地方を中心に名シャトーを擁する。特にコート・デュ・ローヌでは最大のAOC畑を所有し、そのテロワールを生かした素晴らしいワインは、『ワインスペクテイター』誌を始め、世界中から高い評価を得ている。

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ワインづくりのこだわり

ガブリエル・メッフルは、ぶどう栽培農家と密接な共同作業をしながら、原産地の特性が守られたワインつくりにこだわっている。

表的なワイン

ガブリエル・メッフル ラ シャス デュ パプ コート・デュ・ローヌ ブラン

「法王の聖遺物箱」という意味をもつ白ワイン。グルナーシュ・ブラン種を主につかい、まろやかな味と、コクのある風味が特徴だ。

ガブリエル・メッフル ローリュス シャトーヌフ・デュ・パプ

グルナーシュ、シラームールヴェードルの老樹から厳選したぶどうを使い、専用の大樽でじっくり熟成した赤ワイン。月桂樹を意味する「ローリュス」はガブリエル・メッフルのフラグシップブランドで、『ワインスペクテイター』誌から87点の高得点を獲得しているプレミアムワインだ。濃密かつ華やかで上品な味わいを備えている。

ガブリエル・メッフル インネ コート・デュ・ローヌ ヴィラージュ

フランス語で「生まれたてのオーガニック」という意味を持つ「インネ」ブランドは、国際基準の下、有機栽培されたぶどうを使用し、ラベルやカートン、ボトルに至るまで環境に配慮して作られている。カシスやブラックベリー等の果実の香りとスパイシーさを感じさせる、しっかりと骨格のある赤ワインだ。

ワイナリーの歴史

ガブリエル・メッフルは、1936年にガブリエル・メッフル氏によって、ローヌ地方のジゴンダス市に設立された。

メッフル氏は、第二次大戦中にも新たなぶどう畑を開墾するなど勢力的に事業を拡大してきた。また、コート・デュ・ローヌ地方やプロヴァンス地方、ランドック地方で優良なぶどう栽培農家と契約を結び、今では世界50カ国以上で展開する一大企業にまで育てあげた。

Châteauneuf-du-Pape

近年コート・デュ・ローヌ地方産のワインは注目されており、毎年300万本以上も海外に輸出されているが、ガブリエル・メッフルはそのトップブランドのひとつだ。

最近は、フランス・ワインの独自性をブランド化する、ヴァン・ド・フランスにも力を入れている。

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