モンタニィ

モンタニィワインの特徴とは

   

フランス東部ブルゴーニュ地方、コート・シャロネーズ地区南部にあるワイン産地。シャルドネ100%で造られる白ワインに認められた村名AOCで、1936年に認定を受けた。

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??IMG Saint-Vallerin 1?? par Mpmpmp ? Travail personnel. Sous licence CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons.

AOC名となっているモンタニィ・レ・ビュクシー村の他、ビュクシー村、サン・ヴァレラン村、ジュリー・レ・ビュクシー村の4つの村で造られる白ワインに使用が認められているAOC。
グラン・クリュ(特級畑)はないものの、プルミエ・クリュ(1級畑)のクリマ(区画)が49あり、AOCモンタニィとモンタニィ・プルミエ・クリュはAOC名の後にクリマ名の表示が許可されている。クリマ名の表示がないものは、同AOC内の同格の畑のワインをブレンドして造られることもある。

モンタニィは白ワインのみを産出している。色調は澄み切った黄金色にわずかに緑色がさしているシャルドネの典型的な外観で、熟成とともに濃い黄金色になる。香りはアカシア、サンザシ、野バラが一般的で、ときにスミレやシダ、レモングラスのアロマもある。また、ヘーゼルナッツやハチミツ、白桃や洋ナシの甘い香りがすることもある。口に含むと溌剌として若々しい心地よさがあり、後味はややスパイシーに感じられる。味わいは繊細だが骨格はしっかりといていて、熟成させることもできる。

Latour Montagny 1er Cru 2013

畑は東と南東向きの標高250~400メートルの斜面にあり、泥灰土と石灰岩からなる土壌はブドウ栽培に適している。ブドウ耕作面積は約327ヘクタールで、うち約215ヘクタールがプルミエ・クリュである。

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