東近江市

滋賀県東近江市でつくられるワインの特徴とは

   

滋賀県東近江市の気候・風土

東近江市は滋賀県の東部に位置し、鈴鹿山脈から琵琶湖岸まで東西に細長い。近江八幡市、彦根市、甲賀市などと隣接する。

太平洋岸気候区と内陸気候区に属し、7~8月は猛暑となることもある。冬季には降雪は少ない。

東近江市には、ヒトミワイナリーが本拠地を構える。このワイナリーは自社で畑を持ち、東近江市の気候に適したぶどうを厳選して栽培し、ワインを醸造している。

滋賀県東近江市のワインの特徴

ヒトミワイナリーの特筆すべきところは、にごりワインの醸造にある。にごりワインとは、発酵途中の濾過していないワインをそのまま瓶詰めしたものだ。

微発泡でフルーティーな果実味が特徴。使用されるぶどうは、デラウエア、キャンベル、巨峰、マスカットベーリーA、ナイアガラ、シャルドネなどだ。いずれも除草剤を撒かず、減農薬で栽培している。

また、にごりワインの他に、滋賀の土壌に適合したぶどう栽培と、そのぶどうの魅力を引き出したワインを醸造している。

代表的な生産者

東近江市の代表的な生産者は、前述のヒトミワイナリーだ。同ワイナリーは、多くの醸造家が使用しないラブラスカ系ぶどう(生食用ぶどう)を多く使用し、フルーティーな香りと食事にも合うドライさのバランスが絶妙なワインを作っている。

ほとんどが1000~2000円台のリーズナブルな価格・値段で販売されている。

エピソード

通常はワインにが溜まると、澱は飲まないように瓶に残す。しかし、にごりワインにおいては濾過を行わずに瓶詰めしているため、食物繊維や酵母が液中に残ったままとなる。

つまりはこのワインの場合、澱こそが旨味そのものであり、味わうべきものと言っても過言ではない。

滋賀県東近江市の代表的なワイン

・田舎式微発泡にごりワイン h3 カリブー/ヒトミワイナリー
・田舎式微発泡にごりワイン h3 パピヨン ロゼ/ヒトミワイナリー
・滋賀県3畑 mba 身土不仁 赤/ヒトミワイナリー
・自家農園産ベリーA100%/ヒトミワイナリー

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で